語るぬりかべ

語るぬりかべ

ぬりかべ体躯のアラサーが、美容と日々の暮らしに奮闘しつつ楽しみを見出す記録。

アクセサリー収納を新しくしたら片付けられるようになった

片付けが苦手な人間なので、極力物を増やさないように注意しながら生きてきました。でも、人から貰ったり自分が惚れ込んで買ったりで少しずつ増えていくもの、それがアクセサリーの類でして…案の定鏡台だの洗面台だのデスクの上だの食卓だの、あらゆるところに離散しておりました。使う時は記憶を辿って捜索する。私が密かに憧れている丁寧な生活からは程遠いな…最も遠い所業かもしれない…一応アクセサリースタンドと言うんですか、そういうものを所持してはいました。引き出物カタログから選んだこんな感じのを。これではないけどこういうの。ぐねぐね曲がるやつ。

 でもね!なんか扱いづらいのよ!デザイン性は高いし綺麗なんだけど、収納の癖はつかなかった…多分全てをここに収めきれなかったからだと思う…ごめんねえ。上手に扱えなかった私が悪い。君は悪くないよ。どこかにお嫁に出してあげるからね…そんなこんなで、もう数年なんとなーくアクセサリー収納を探していましたが、先日「あ、これだ」と思ってものの数分で買いました。それがこちら。

 数年探すも何も定番中の定番じゃねーかよ、という呆れ声が聞こえるようですが(それは私の心の声かもしれない)、でもいいの!気持ちが触れた時、買おうと思った時がその時だから!無印さんなのでなんか想像してるより高かったけど、目が合ったのもご縁だから…実際に収納するとこうなる。

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ネックレス引っ掛け方式に失敗し、イヤリングも指輪もペンダントトップも混在すると訳が分からななくなっていたので、全ての物に定位置が与えられるというのはなんといいますか、非常に秩序立っている。どの突起に引っ掛けるかという選択をする必要がない。君の居場所はここだよ〜。安住の地だよ〜。洗面台に置かれる心配はもうないから安心して。いやこれまじで、変な所にうっちゃっておかなくなりました。自室に入って部屋の明かりを点けるスイッチの真横という置き場所もそれに貢献してると思う。し、何より整然と並んだ綺麗な物たちをしまう度に目にするじゃないですか。それが幸せで、しまおう〜となる。単純ですね。でもきっとこれが私の行動原理に合っていて、片付けると嬉しいことがある!という学習がなされたのだと思います。リターンのない投資はできないのでね…

 まあ過程はどうあれ片付けられるのであればそれに越したことがない。こうやって少しずつ自分を手懐けていくのだな。そう考えると、私は私を手懐けるのにあまり時間とお金を費やしてこなかったように思います。守銭奴なので放っといてもお金は貯まるのですが、結局お金って使うためにあると思うので。自分を豊かにするもの、生活を彩ってくれるものに対して、これからはもっと真剣に取り組みたいな。つーかこうしてみると貰い物とか友達が作ったやつばっかだなあ。ありがとう君たち。

 

それと、やはり収納場所をきちんと決めてそこに戻す流れができると、自分が持っている物の総量が把握できて良いですね。これだけ持っているのね、あといくつ入るスペースがあるのね、と一目でわかるので、無闇矢鱈に増やせんな〜と改めて感じる。増やすならどれかを捨てる覚悟をせねばならぬ…手持ちとお別れしてまで買うものだろうか…?と、より吟味できるようになると思います。

とか言いつつ買いましたけどね。収納ケース買って、こう感じた後に買った。

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あーかわいい。安くて可愛いなんていい子だね君は。この子はこげ茶のロングワンピに合わせたらめっちゃ良かったー。そうだ、この収納にして存在を思い出した、切れた10金ネックレスも直さなきゃいけないんだった。二段目奥でぐちゃっとなってるのがそうです。かわいそうに。直したら琥珀のペンダントトップを買うのだ~。こうして愛すべき者達が増えていく…でも次こそは本当に愛せるだけにとどめようと思います。洗面台に置き去り、ダメ、絶対。