語るぬりかべ

語るぬりかべ

ぬりかべ体躯のアラサーが、美容と日々の暮らしに奮闘しつつ楽しみを見出す記録。

とんでもなくツボなポーチに出会ってしまったので即購入しました

題の通りです。別に予約投稿していた記事があったのですが、これが割り込んできた。

 

 

soniajourney(ソニアジャーニー)のポーチ

f:id:nekonekosanpo:20191109153340j:image

ズキュン(心を撃ち抜かれた音)

f:id:nekonekosanpo:20191109152919j:image

重厚感…金糸…目が幸せ…手触りも幸せ…意識消失しそう。AEDが要る。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

soniajourney(@soniajourney_insta)がシェアした投稿 -

 こちらのものです。後ほど紹介します。

www.sonia-journey.com

いやー、これを見て買わないという法は無かった。店員さんもまた接客が上手というか、間合いの取り方が私好みで…どんどん気持ちが煽られて…割と早い段階で購入を決意しました。えへ。わーいわーい。嬉しいな~。ロイヤルブルーは昔からすごく好きな色なのですが、私の肌色には似合わないためお洋服で選ぶことはなかったんです。でも小物だからね!あー綺麗。あー好き。聞くところによると、アラジンが流行った時はかなり売れたらしい。その発想はなかった。

 

どんなブランド?

ヒカリエで出会わなければ一生知らなかったかもしれない。ありがとうヒカリエ、ありがとう東急。

ソニアジャーニーのテーマは、「大人が日常使いできるフレンチモロッコ
伝統模様を引き継ぐモロッコ生地にヨーロッパのエッセンスとMADE IN JAPAN の丁寧な縫製を組み合わせ、大人が普段使いできるフレンチモロッコを展開しています。

丁寧な縫製というのはほんとうにそうで、すごくスムーズに開閉ができます。しっかりYKK

f:id:nekonekosanpo:20191109152909j:image

まあまず壊れることはなかろうな、という感じです。よしんば壊れたとしても速攻で修理に出すし、なんなら内袋が汚れたら内袋交換に出す。たとえ購入時の価格より修理代の方が上回ったとしても。全然話違いますがフレンチモロッコという言葉を初めて知りました。おフランスの風を感じる。

ロッコの客間と呼ばれるモロカンサロン用に使われるサロン生地は、ジャガード織りやシェニール織りに立体感ある柄が特徴です。柄には先住民族によって語り継がれたベルベル模様や植物モチーフが多く使われ、色合いの美しさだけでなく、インテリアファブリックならではのほつれにくさと耐久性も持ち合わせています。

ジャガード織は以前から気になる生地でした。なんかこう、みちっと詰まった感じで、でもとっても上品な触り心地で。お店でジャケットやワンピースなどを見て「これいいな」とぱっと手に取ったらジャガードだった、ということもしばしば。厚みやハリがある生地が得意な骨格ストレートさんにはきっとおすすめなんじゃないかなと思っていて、表情のある生地を着こなせるナチュラルさんにも合いそうだし、生地感からかふんわりしたデザインやすごく女性らしい印象を与えるものも多いからウェーブさんにハマる物もしっかりある気がする。そして骨格を問わない小物 is 最強。

ほつれにくさや耐久性はこのポーチを一度手に取ればすぐにわかります。ああ、これは物凄~く良い生地だな、と心から実感する。そして、洗えるとな…ナイロンポーチやビニール素材だったら普通に洗えるし普通に洗いますが、この高級感ある見た目で洗えるとは。なんかクリーニング出さなきゃいけないような気しません?私だけ?店員さん曰く、本っ当に丈夫だから何十年も持つし、買い替えなくて良いから結局安いと思う、と。最高。私のマインドに超合致してる。多少高くても心底惚れ込んだ、質の良い物と末長くお付き合いしたい。そりゃプチプラならではのキッチュなかわいさも充分魅力的なのですが、単純な好みとしてどちらが、と言われたら、上質で自分の価値までも引き上げてくれるような物に憧れます。あー、買ってよかった♡〈柄にもないハートマーク)(どれだけの喜びか察してください)(このブログは購入後すぐに入ったドトールで鬼執筆し文章はあらかた仕上げた)

 

どこで買えるの?

店員さんに「実店舗なし、オンラインショッピング不可、ポップアップイベントでしか買えない」と言われましたが、帰宅後に調べてみたら普通にありました笑。良かった良かったー、入手経路が増えた。結果オーライです。

 

 小田急新宿店本館4F『creatorie(クリエタリエ)』

こちらならいつでも購入できる模様。目の保養のためにも行かねばならぬ。クリエタリエさんのインスタグラムに載っていたのが私が購入したデザインと同じ生地のものでした。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

creatorie(@creator_ie)がシェアした投稿 -

 『creatorie』は、繊細で大人心をくすぐる日本人クリエイターの感性に出会えるセレクトショップです。本品のある自然体を大事にする30~40代女性をターゲットに、アクセサリー・服飾雑貨・アパレルを中心に高感度なブランドを編集します。期間限定ブランドを紹介するイベントスペースも設置し、クリエイターの来店イベントなども実施します。

他にも素敵な出会いがありそうですね…危険だ…いや、素敵なんですけど財布が危険に晒される…友人が「ヒカリエには『今日は何か買って良し』と自分に許した日にしか立ち入らない」 と言っていて笑いましたが、ここも似たような匂いを感じる。

 

ソニアジャーニーHP

先ほどもリンクを貼りましたが、再度。8,000円から送料無料で、それ以下は800円~1,200円かかります。ポーチ以外にもランチョンマット、クッションカバーなんかもありました。クッションカバーもいいなー。

www.sonia-journey.com

ただ、物によって柄の出方が違うポーチの内袋の色も違うタッセルの色も違うので、可能であれば実際に手に取って確かめるのをおすすめします。

 

小田急百貨店のオンラインショップ

 小田急のオンラインショッピングで買えることもわかった。送料は全国一律385円なので、ソニアジャーニーのHPより送料ハードルは低いかな。バリエーションはソニアジャーニーHPには負けますが。

shop.odakyu-dept.co.jp

こちらも先述したように柄の出方等の問題はあるんですけど、買いやすさはあると思います。

 

ポップアップイベント

 HP、インスタ、Twitterにポップアップイベントの告知が出ています。店員さん曰く、ヒカリエでの開催頻度が多いとのこと。そしてポップアップイベントにしか出ていない柄もあるらしく…こっちも行かなきゃじゃん…

店員さんに撮影許可を頂いたので、売り場の写真もご紹介いたします。雰囲気のご参考までに。

f:id:nekonekosanpo:20191108182017j:image

上段にあるクラッチバッグはチェーンを付けたら斜めがけになる2wayだそう。私はエスニックな雰囲気と割と親和性が高いので(なんせ土偶系の肌色&顔)、そのうちまず間違いなく買うと思います。シンプルな服が多いから絶対に映えると思う。色と柄を選べば結婚式のバッグにうってつけじゃないかと睨んでいます。和装に合わせる方もいらっしゃるとのこと。わかるわかる、そっちにも振れる。実は振れ幅広いと思う。見るだけよりも実際に手に持ち、肩にかけてみる方がより魅力を実感できました。一見すると派手なのですが、合わせてみると全然そんなことないんですよね。

右下の平べったいのは通帳や母子手帳等を入れられるサイズで、折り返してある内面にファスナーとポケットが1つずつ付いています。なんと、袱紗としても使えるそうで。袱紗~!欲しい欲しいと思いながらもなかなか気に入ったデザインのものに巡り会えなくて、繊細なレースの白ハンカチに包んでお茶を濁していました。喪の時は使えないにしても、そもそも袱紗以外の日常的な使用方法があるからなー。購入する言い訳をどんどん作り出している。自覚はしている。そして私は知っている、ここに出ている以外のデザインや色や柄が下の棚に収納されているということを…

f:id:nekonekosanpo:20191108182011j:image

手提げはちょいとマダムな感じかな。今思ったんですけど、フェイラー好きな人はこれ好きだと思う。 調べたらフェイラーの生地は「シュニール織」だからおんなじだ!

feiler-jp.com


f:id:nekonekosanpo:20191108182014j:image

何人もの方が眺めていらっしゃいました。わかるわかる、だって素敵だもん。綺麗なものってずっと見てたくなるよね。なお、今回のヒカリエでのイベントは11/13(水)までとのことです。

 

思う存分騒ぎ散らかしました。満足。というわけで、今回はポーチ買ったから見て&ソニアジャーニーなるブランドのご紹介でした。いつ買い足そうかなー!!わくわく!!!

 

恒例の余談

物を持ったところで、というか、物質主義には陥りたくないという強い決意があるものの、それでもやはりモノの魔力に抗えないことは多々あって。今回も間違いなくそれだし、ブログにもお気に入りの品を書き連ねているように、決して強い意志があるわけではないんですよ。でも、こうして何かにのめり込むことができる自分を「仕方がないなあ」と幼子を眺めるような心持ちで愛してもいます。

なんの本で読んだか失念しましたが、「女たるもの、何かに憧れるエネルギーを失いたくはない」という趣旨の一文が記憶に残っていて。勿論どんなに憧れても手の届かない物や身の丈に合わない物もあるのですが、ずっと欲しかった何かをほんの少し背伸びして手に入れた時の高揚感、自分が「良い女」になったかのような錯覚、というのはやはり味わって損のないものだと思います。素敵な靴が素敵な場所に連れて行ってくれる、なんていう言い回しがあるように、物が与えてくれる経験も確実にあると信じている。

 そして、そういった憧れや欲がある、ということは、「元気」なんだと思うんです。どん底の時に光り輝くショーウィンドウを見ても何一つ心が動かないばかりか、下手をすればまるで自分はお呼びでないかのように感じてしまう。欲する、という言葉は、言い換えるならば人間の底力やパワーであり、ある意味では健やかに生きている証なのかなと思います。

 いずれ記事にしようと思っていますが、休職していた頃なんてそりゃもう何も欲しい物なんて無かった。憧れもへったくれもないんですよ。その日1日をやり過ごすので精一杯で、自分の生命維持に全てのエネルギーが使われるから外に向かないんです。何が欲しいのか、自分はどうしたいのか、今どうすればいいのか、もう何もわからない。

こうして何かに惚れ、憧れ、欲し、ついぞ我が物とした瞬間の華やぎ。ちょっと贅沢だったかなあと思いながらも浮き立つ気持ちを抑えて家に帰って、コートを脱ぐよりも先に買った物の封を開けてじっくり眺めてにやにやする。そんなごくありふれたひとつひとつがすごく幸せで、嬉しくて、ありがたいことだなあとしみじみ感じます。

これからも、ささいなことにも意義を見出し感謝できますように。どんなに健やかになっても、それだけは忘れたくないな。そんな願いとこの相棒と一緒に、明日も笑顔で生きていこうと思います!それでは!